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お問い合せ
No.162 乙種第4類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1
法令上、危険物に関する記述について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 危険物はその性質、性状により特類及び第1類から第6類の7つに分類されている。
2. 危険物は、その危険性により、甲種、乙種、丙種の3つに分けられている。
3. 危険物はその類の数が大きくなるほど、危険性も大きくなる。
4. 指定数量は全国同一である。
5. プロパンと水素は第4類の危険物に該当する。
回答欄
1
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問題 2
法令上、次の文の【 】内に当てはまる数値は、次のうちどれか。 「第2種販売取扱所とは、店舗において容器入りのままで販売するため危険物を取り扱う取扱所で、指定数量の倍数が15を超え【 】以下のものをいう。」
選択肢
1. 20
2. 30
3. 40
4. 50
5. 60
回答欄
1
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問題 3
法令上、屋内貯蔵所において、灯油を2,000Lと軽油を4,000L貯蔵している。次の危険物のうち、同一の場所に貯蔵した場合、指定数量の倍数がちょうど10になるものは次のうちどれか。
選択肢
1. ガソリン 1,000 L
2. 二硫化炭素 300L
3. ベンゼン 1,200 L
4. アセトン 800 L
5. エタノール 1,600 L
回答欄
1
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問題 4
法令上、政令で定められた建築物等から製造所等の外壁又はこれに相当する工作物の外側までの間に一定の距離を保つこととされているが、次の製造所等と建築物等との組合せとして、正しいものはどれか。
ただし、当該建築物等との間に防火上有効な塀は無いものとし、特例基準が適用されるものを除く。
選択肢
回答欄
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問題 5
製造所等に消火設備を設置する場合の所要単位を計算する方法として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 外壁が耐火構造の製造所の建築物は、延べ面積100uを1所要単位とする。
2. 外壁が耐火構造でない製造所の建築物は、延べ面積50uを1所要単位とする。
3. 外壁が耐火構造の貯蔵所の建築物は、延べ面積150uを1所要単位とする。
4. 外壁が耐火構造でない貯蔵所の建築物は、延べ面積75uを1所要単位とする。
5. 危険物は指定数量の100倍を1所要単位とする。
回答欄
1
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問題 6
法令上、地下タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 地下貯蔵タンクは、その頂部が0.6m以上地盤面から下にあるように造らなければならない。
2. 地下貯蔵タンクの周囲には、当該タンクからの液体の危険物の漏れを検知する設備を設置しなければならない。
3. 一の地下タンク貯蔵所に設置する地下貯蔵タンクは、3基までとし、同一品質の危険物は2基以上設置してはならない。
4. 地下貯蔵タンクには、規則によって、通気管又は安全装置を設置しなければならない。
5. 液体の危険物の地下貯蔵タンクには、危険物の量を自動的に表示する装置を設置しなければならない。
回答欄
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問題 7
法令上、次の文の【 】内A及びBに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
「製造所、貯蔵所又は取扱所の位置、構造又は設備を変更する場合において、当該変更【 A 】の全部又は一部について【 B 】の承認を受けたときは、完成検査を受ける前に仮に、当該承認を受けた部分を使用することができる。」
選択肢
回答欄
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問題 8
法令上、市町村長等から出される許可の取り消しに、該当しないものは次のうちどれか。
選択肢
1. 製造所等の位置、構造又は設備を無許可で変更したとき。
2. 完成検査済証の交付前に使用したとき又は仮使用の承認を受けないで使用したとき。
3. 定期点検の実施、記録の作成、保存がなされないとき。
4. 製造所等の位置、構造、設備にかかわる措置命令に違反したとき。
5. 危険物保安監督者を定めないで、製造所等を使用したとき。
回答欄
1
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問題 9
法令上、定期点検を実施し、その記録を保存しなければならない製造所等として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 地下タンクを有する製造所
2. すべての屋外タンク貯蔵所
3. すべての屋外貯蔵所
4. 簡易タンクのみを有する給油取扱所
5. すべての屋内タンク貯蔵所
回答欄
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問題 10
法令上、製造所等において危険物を取り扱う場合の危険物取扱者の立会いについて、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 危険物施設保安員が危険物を取り扱うときは、すべて立会いを必要としない。
2. 乙種危険物取扱者が取り扱うことのできない危険物を取り扱うときは、甲種危険物取扱者、又は当該危険物を取り扱うことができる乙種危険物取扱者の立会いが必要である。
3. 製造所等の従業員が危険物を取り扱うときは、所有者の指示があれば、すべて立会いを必要としない。
4. 丙種危険物取扱者は、取り扱うことができる危険物の取扱作業に立ち会うことができる。
5. 危険物取扱者が取り扱うことができる危険物の立会いをするときは、6ヵ月以上の実務経験が必要である。
回答欄
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問題 11
法令上、免状の書換えを申請しなければならない事由について、次のA〜Eのうち誤っているもののみの組合せはどれか。
A. 保安の講習を受けたとき。
B. 現住所を変えたとき。
C. 氏名が変わったとき。
D. 免状の写真が撮影から10年を経過したとき。
E. 本籍地の都道府県が変わったとき。
選択肢
1. AとB
2. AとE
3. BとC
4. CとD
5. DとE
回答欄
1
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問題 12
法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習を受けなければならない期限が過ぎている危険物取扱者は、次のうちどれか。
選択肢
1. 2年6か月前に危険物取扱者乙種第1類の資格を取得直後から、製造所で塩素酸ナトリウムを取り扱っている。
2. 甲種危険物取扱者の資格を取得し、直後から2年間カリウムを製造所で、その後同所で2年間硝酸を取り扱っている。
3. 危険物取扱者乙種第4類の資格を5年前に取得後、製造所等で勤務していなかったが、6か月前から販売取扱所でガソリンを取り扱っている。
4. 甲種危険物取扱者の資格を取得直後、2年間製造所等で危険物を取り扱っており、6か月前から危険物保安監督者も行っている。
5. 丙種危険物取扱者の資格を取得直後から、1年間移動タンク貯蔵所でガソリンを取り扱い、その後1年間販売取扱所でガソリンと軽油の取り扱いを行っている。
回答欄
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問題 13
法令上、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いに関する技術上の基準は、市町村条例に定められている。
2. 移動タンク貯蔵所には、危険物の種類、指定数量の倍数にかかわりなく、危険物保安監督者を定めなければならない。
3. 製造所等を譲り受けた者は、その旨を市町村長等に届け出なければならない。
4. 市町村長等は製造所等に対し、消防職員の立入り、検査等をさせることができる。
5. 危険物保安監督者を選任したとき又は解任したときは、市町村長等に届け出なければならない。
回答欄
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問題 14
法令上、危険物の運搬に関する技術上の基準について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 貨物自動車で運搬する場合に限り適用を受ける。
2. 指定数量以上を運搬する場合に適用を受ける。
3. 夜間に運搬する場合に適用を受ける。
4. 危険物を密閉容器に入れて運搬する場合には適用を受けない。
5. 運搬する数量に関係なく適用を受ける。
回答欄
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問題 15
法令上、危険物の貯蔵又は取扱いに関する技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 屋内貯蔵所においては、容器に収納して貯蔵する危険物の温度が55℃を超えないように必要な措置を講じなければならない。
2. 危険物の残存している容器等を修理する際は、安全な場所において危険物を完全に除去した後に行わなければならない。
3. 貯留設備又は油分離装置にたまった危険物は、あふれないように随時くみ上げなければならない。
4. 危険物のくず、かす等は、1日に1回以上当該危険物の性質に応じ安全な場所及び方法で処理しなければならない。
5. 危険物を保護液中に貯蔵する場合は、当該危険物の一部を露出させる等、危険物の確認に必要な措置を講じなければならない。
回答欄
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物理学・化学
問題 16
粉塵爆発の特性について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. 粉塵爆発は、空間に遊離、分散した燃焼範囲の粉塵雲中で何らかの原因で着火し、火炎が伝播する際の急激な体積膨張、圧力上昇により周囲への被害が及ぶ爆発現象をいう。
2. 堆積粉が広く存在する場合は、一次の爆発が堆積粉を舞い上げて、二次の爆発が起こり、その過程を繰り返し遠方に伝ぱすることがある。
3. 気体と比べて、粉体はその種類や環境条件などによって静電気が発生しやすく、その放電は粉塵爆発の着火源になる場合がある。
4. 粉塵粒子が小さく、空気中に浮遊しやすいほど危険性が大きい。
5. 可燃性粉体は空気中に漂い、酸素分子と均一に混合され燃焼するので完全燃焼しやすい。
回答欄
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問題 17
可燃物と燃焼の形態の組合せとして、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
1. ガソリン ………………………… 分解燃焼
2. 固形アルコール ………………… 蒸発燃焼
3. 紙 ………………………………… 分解燃焼
4. 硫黄 ……………………………… 蒸発燃焼
5. ニトロセルロース………………… 分解燃焼
回答欄
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5
問題 18
燃焼及び発火に関する一般的な説明として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. ハロゲン元素を混合した気体の炭化水素は、20℃で燃焼する。
2. 高引火点の可燃性液体でも、綿糸に沁み込むと容易に着火する。
3. 静電気の発生しやすい物質ほど激しく燃える。
4. 水溶性の可燃性液体は、非水溶性より燃焼点が低い。
5. 気化熱が大きい物質ほど、燃焼温度が高い。
回答欄
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5
問題 19
次の文の【 】内A〜Cに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。
「二酸化炭素消火剤の消火原理は、酸素を希釈する【 A 】効果である。【 B 】することにより容易に液化され、高圧ガス容器に充填して設置できる。また、消火剤による機器の汚損がほとんどなく、電気【 C 】に優れているので、電気設備の火災にも適応する。」
選択肢
回答欄
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5
問題 20
液体A及びBについて、引火又は発火の可能性があるものは次のうちどれか。ただし、液体Bは水又は液体Aと混合しても化学反応等の変化をしないものとする。
選択肢
1. 液体Aの蒸気1Lと空気100Lの混合気体中に電気火花をとばす。
2. 液体Aを炎又は点火源に接触させずに20℃まで温める。
3. 液体Bを500℃に熱した鉄板上にたらす。
4. 液体B1Lを水10Lに溶かした液温10℃の水溶液に炎を近づける。
5. 液体Aと液体Bの混合液を炎又は点火源に接触させずに50℃に温めたガラス容器に入れる。
回答欄
1
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問題 21
絶縁物の静電気の発生を防止し、および抑制するための一般的な対策として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 接触面積を大きくする。
2. 接触回数を増やす。
3. 不純物等異物を混入させる。
4. 接触状態のものをゆっくりはがす。
5. 接触圧力を大きくする。
回答欄
1
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5
問題 22
単体、化合物及び混合物について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 空気は、窒素と酸素の化合物である。
2. 水は、水素と酸素の混合物である。
3. 二酸化炭素は、炭素と酸素の混合物である。
4. ガソリンは、種々の炭化水素の混合物である。
5. 鉄のさびは、単体である。
回答欄
1
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5
問題 23
ある物質の反応速度が10℃上昇するごとに3倍になるとすると、10℃から50℃に上昇した場合の反応速度として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
1. 12倍
2. 15倍
3. 81倍
4. 150倍
5. 200倍
回答欄
1
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5
問題 24
質量m、比熱cとする物質の熱容量Cを表す式は、次のうちどれか。
選択肢
回答欄
1
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5
問題 25
有機化合物に関する説明として誤っているものはどれか。
選択肢
1. 有機化合物の成分元素は、主に炭素、水素、酸素で構成されていて、リン、硫黄、窒素、ハロゲンが含まれているものもある。
2. 有機化合物は炭素の共有結合で構成されていて、鎖状や環状構造物をつくる。
3. 有機化合物の多くは水に溶けにくく、有機溶媒に溶けやすい。
4. 有機化合物は、無機化合物にくらべて融点及び沸点の低いものが多い。
5. 有機化合物は、一般的に燃えやすく、完全燃焼すると主に、一酸化炭素と水を生成する。
回答欄
1
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5
性質
問題 26
危険物の類ごとに共通する性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 第1類の危険物は、水との反応性のない酸化性の液体又は固体ので、自ら酸素を供給する可燃性の物質である。
2. 第2類の危険物は、可燃性の固体で、酸化剤との混触により発火・爆発のおそれがある。
3. 第3類の危険物は、水と反応して発火し、水素を発生するものがある。
4. 第5類の危険物は、固体又は液体で、摩擦や衝撃で分解し酸素を放出し、燃焼速度が速い。
5. 第6類の危険物は、酸化性の液体で、引火性液体との混触により発火・爆発のおそれがある。
回答欄
1
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5
問題 27
危険物を取り扱う地下埋設配管(炭素鋼管)が腐食して危険物が漏えいする事故が発生している。その腐食の原因として、考えにくいものは次のうちどれか。
選択肢
1. 通気性の異なる土壌にまたがって配管を埋設した。
2. 埋設した土壌に海砂を使用した。
3. タールエポキシ樹脂で配管内を塗装した。
4. 電気機器のアースをとるため、銅の棒を地中に打ち込んだ際に、配管と銅の棒が接触した。
5. 埋設した配管の近くに、直流の電気設備を設置したため、迷走電流の影響が大きくなった。
回答欄
1
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5
問題 28
ガソリンを貯蔵していたタンクに灯油を入れるときは、タンク内のガソリンの蒸気を完全に除去してから入れなければならないが、その理由として、次のうち妥当なものはどれか。
選択肢
1. タンク内に充満していたガソリンの蒸気が灯油と混合して熱を発生し、発火することがあるから。
2. タンク内のガソリンの蒸気が灯油と混合することにより、ガソリンの引火点が高くなるから。
3. タンク内に充満していたガソリンの蒸気が灯油に吸収されて燃焼範囲の濃度に薄まり、かつ、灯油の流入で発生した静電気の火花で引火することがあるから。
4. タンク内のガソリンの蒸気が灯油の蒸気と混合するとき発熱し、その熱で灯油の温度が高くなるから。
5. タンク内のガソリンの蒸気が灯油と混合して、灯油の発火点が著しく低くなるから。
回答欄
1
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4
5
問題 29
次に掲げる危険物の消火に際し、アルコール類の消火に有効な泡消火剤でなければ消火が期待できないものはどれか。
選択肢
1. 二硫化炭素
2. アセトン
3. ベンゼン
4. ガソリン
5. トルエン
回答欄
1
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4
5
問題 30
第1石油類の危険物を取り扱う場合の火災予防について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 液体から発生した蒸気は、地上をはって離れた低い場所に溜まることがあるので、周囲の火気に注意する。
2. 取扱作業をする場合には、鉄ビョウの付いた靴は使用しない。
3. 取扱場所に設けるモータ、制御器、スイッチ、電灯などの電気設備は、すべて防爆構造でなければならない。
4. 取扱い作業時の服装は、電気絶縁性のよい靴やナイロンその他の化学繊維などの衣類を着用する。
5. 床上に少量こぼれた場合には、ぼろ布などでよくふき取り、通風をよくして換気を十分に行う。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 31
自動車ガソリンの性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 揮発性の液体である。
2. 液温が0℃以下では引火しない。
3. 蒸気比重は1より大きい。
4. 比重は1より小さい。
5. 燃焼範囲は、おおむね1〜8vol%である。
回答欄
1
2
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4
5
問題 32
動植物油類について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 引火点以上に加熱すると、火花などで引火する危険性がある。
2. 乾性油は、ぼろ布にしみ込ませて積み重ねると、自然発火することがある。
3. 水に溶けない。
4. 容器内で燃焼しているものに注水すると、燃えている油が飛散する。
5. 引火点は300℃程度である。
回答欄
1
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3
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5
問題 33
酢酸の性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. 燃焼範囲の下限値は、ガソリンより低い。
2. 金属を強く腐食する。
3. 燃焼の際、青い炎をあげる。
4. 水、エタノールには任意の割合で溶ける。
5. 引火点は20℃より高い。
回答欄
1
2
3
4
5
問題 34
特殊引火物の性状について、次のうち妥当でないものはどれか。
選択肢
1. アセトアルデヒドは、加圧すると爆発性の過酸化物を生成する。
2. ジエチルエーテルは、水にわずかに溶け、アルコールにはよく溶ける。
3. 二硫化炭素は、比重が1より小さい。
4. 酸化プロピレンは、水、エタノールに溶ける。
5. 二硫化炭素の発火点は、100℃以下である。
回答欄
1
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3
4
5
問題 35
第4類危険物のアルコール類に共通する性状について、次のうち妥当なものはどれか。
選択肢
1. 無色無臭の液体である。
2. 比重は1より大きい。
3. 水への溶解度は小さい。
4. 沸点は水より低い。
5. 蒸気比重は1より小さい。
回答欄
1
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3
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お疲れ様でした。
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